を購入し、今一度古武術バスケを再考、試している。
こちらがこの書籍の目次。
- 立つ姿勢
- 姿勢の力
- 膝の抜き
- 肩甲骨
- 股関節
- 受け身
- 棒、杖
- 走り方
- スポーツへの応用
一見、6、7はバスケには関係なさそうだなと見える。
しかし、実際に読み、DVDを見てみると必ずしもそうとは言えない。
もちろんバスケに直接関係ないのだが、古武術の動きをマスターする為には
必要な動きであることがわかる。
とはいえ、すぐ着手できそうだなと感じたのはやはり1、2だ。
日頃の姿勢、そして通勤時の歩き方をまず変えてみている。
書籍の中では、一本歯の下駄を履いているイメージで立つこと、
体を前に倒した力を利用して歩くことを例に挙げている。
足で踏ん張って踏み出すのではなく、倒れ込むのとほぼ同時に
足を前に振り上げるイメージ。
使う筋肉は腿上げで使う腸腰筋のみ、か。
確かにこの動き方はふくらはぎや臀部の筋肉をそこまで使うことが無い。
痛めていたアキレス腱も痛くない。
歩く分には確かに良い。
章は飛ぶが、8章にこの倒れ込みを応用した「走り方」が解説されている。
いわゆる「なんば走り」だ。
体力を使わずに長時間は知り続けることができる、というが
初めてやってみるとそうは続かないと思う。
普段使っていなかった腸腰筋がきつくなるからだ。
それと、使っているつもりはなくても、一瞬片足になったときに
臀部の筋肉あたりにある程度の負担はかかっている気がする。
しかし確かに、すべて自分の筋力で走るよりも
倒れ込んだ力を横向きのベクトルに帰るこの走り方の方が
体力は使っていない気がする。
しばらく通勤やランニングの際、意識して続けてみようと思う。
その上で、バスケの試合中にこの走り方ができるかどうか、
次回触れてみようと思う。